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役立つ住宅情報:櫻井幸雄の住アドバイス 中堅不動産会社物件毎日新聞)

◇高い居住満足度が特徴

現在、マンション価格が全体的に抑えられ、大手不動産会社の大規模物件に注目が集まる状況が続いている。宣伝力の大きい物件が目立つためだろう。

そのなか、取材に回るとお得感の大きい物件が目立たずに売られているのに出合うことがある。特に私が注目するのは、中堅不動産会社の物件。不動産不況を乗り越えた中堅不動産会社は、独自の方向性を持ち、魅力的な物件が多いからだ。

例えば、伊藤忠都市開発の場合、建物の質を高め、実質的に住みよいマンションを供給するのが特徴。「太陽光発電に蓄電池を組み合わせる」といった新しい工夫を、他に先駆けて採用するなどの実績が多いデベロッパーである。

その伊藤忠都市開発が現在販売しているクレヴィア辰巳とクレヴィア市川行徳にも注目点が多い。

クレヴィア辰巳は、湾岸エリアに建設され、便利な立地と価格の手ごろさで注目されるマンションだ。最寄り駅は、建設地から徒歩9分の東京メトロ有楽町線「辰巳」。同駅から「豊洲」が1駅2分で、「有楽町」まで10分。しかも、「辰巳」乗車ならば、朝の通勤時間帯でも座れることが多いといったメリットもある。

人気の東雲や豊洲も生活圏内で、利便性も高い。辰巳エリアでは都営住宅建て替えの話もあり、進化する街に住む楽しみもある。

全戸南向きで、分譲価格は約71平方メートルの3LDKが3500万円台から、など。35年ローンを組めば、わずかな頭金で毎月8万円台の返済(ボーナス併用なし)で購入できる価格設定だ。建設地周辺で賃貸マンションを借りた場合の家賃相場は3LDKで18万円以上。新築マンションならば、さらに高いはず。それを考えても、お得感が大きい。

クレヴィア市川行徳も居住満足度が高そうだ。建設地は東京メトロ東西線「行徳」駅から徒歩2分の地。駅に近いだけでなく、24時間営業のスーパーマーケットまで徒歩2分、そして公園に隣接するという立地の良さがあり、タイル張りの瀟洒(しょうしゃ)な外観も特徴。全99戸と駅周辺エリアにもかかわらず規模が大きく、そのスケールメリットでラウンジなど共用施設が豪華で、24時間ゴミ出しOKなどの便利さもある。

住戸は2LDKと3LDKで、3LDKが3490万円台からの設定。モデルルームとして使用された住戸を家具付きで購入できるといった“うまみ”もある。

クレヴィア市川行徳は9月、クレヴィア辰巳は来年2月に引き渡しとなるため、税制面の有利さもあり。満足度の高いマンションといえる。(住宅ジャーナリスト)